この情報は、練馬区剣道連盟事務局から団体への連絡です。
この情報についてのご質問やお申し込みなどは、
すべて各加盟団体責任者および事務連絡担当者へお願いします。
記:練馬区剣道連盟 広報局々長 石渡康二
——————————————–
参考・報告
審判講習会 平成 26年(2014)8月10日 (日)13:00~16:30
講 師:教士七段 酒井勝先生
目 的:
① 審判技術の向上
② 5月19日の練馬区剣道大会の審判講習と技量判定
対象者:練馬区剣道連盟の会員
場 所:練馬区総合体育館2階剣道場
参加費用:無料
受講者:七段8人、六段10人、五段以下11人、計29人
内 容
練馬区剣道連盟会長 高橋秀治よりご挨拶
・試合をしている選手が一番よく分かっている。間違ってはいけない。
・講習中も疑問を感じたら、聞いて下さい。
・各コートに審判主任が付きますが、審判主任は試合の運営を取り仕切るので
試合のすべてを見なければならない。
だから、審判主任は審判をすることはできない。
1.審判の任務と役割 講師:酒井勝 教士七段
剣道試合・審判規則の第1条にあるとおり、「剣の理法を全うしつつ、公明正大に審判をする」。
湯野正憲先生が「剣の理法」を「かたちあるもの、かたちないものを含めて、その正しい法則」と言っていますが、
有効打突は第12条の見極めがとても重要です。
主審が判断に至らないときは「合議」を主審がかけ、副審の意見を聞くことが肝要。
① 有効打突の取消し、(審判規則第27条および細則第24条)、
② 審判員の錯誤(審判規則第28条および細則第25条規定の3項目)、
③ 反則の事実が不明瞭な場合、④ 規則の運用および実施の疑義(審判員要領)。
合議によって決定した内容は、主審のみ表示し、副審は動かない。
副審は「ヤメ」をかけられず、主審のみかけられることが基本。ただし例えば竹刀が折れているというような危険な ことを主審が気付かない場合だ けである。
審判員は審判技術の向上をさせなければなりません。
毅然とした態度で、冷静沈着な判断をします。
しかし一方、試合者と一体となることも重要です。
また、審判は、「させていただく」という謙虚な姿勢で、学びましょう。
健康体でなければなりません。
反則を取る場合の例【竹刀握り】
主審は、他会場の選手が飛び込んできたのを避けるため見られなかった。
副審の一人がしっかり見ていた。
副審のもう一人は、陰になって見えなかった。
この場合、反則を取ります(多数決ではない)
実習での注意点
・審判旗の持ち方、柄は掌に収め、審判旗の先は、ズボンの脇に縫い目に沿わせること。
・有効打突の表示の場合、手(腕)、人差し指、審判旗が一直線になるよう上げること。
・審判の立ち位置は先、先、先と先をとって動くこと。
・副審が審判整列位置と立ち位置を往復するときは開始線の内側を通ること。
・審判旗を巻く時は、白旗を少し巻いてから巻き、巻き終わり時に白旗が見えないように巻くこと。
・「面」の場合、判定の棄権はありえませんので、必ず意思表示すること。
・審判の立ち位置はコートの大小に関わりなく、場外線から1メートル内側。
・平常心、不動心、動じないように
・引き技も取る。引き技を出して縁が切れたのであれば、積極的にとるように。
解 説
1.審判講習会は、練馬区剣道連盟では大会の前にしています。ですから、練馬区
剣道(連盟)大会前の4月、練馬区民剣道大会前の9月、スポ少大会 前の10月
の年間3回開催しています。
2.参加者は「審判をする人」です。一般的には四段以上ですが、ローカル大会で
はそれ以下の段位の人も審判をしますので段位を問いません。「審判 される選
手」 から「審判員」に立場を変えると、その難しさと責任の重さに驚きます!
ぜひ参加してみてください。
3.講師は原則として大会の審判長にお願いします。日程の関係でそれ以外の先生
にお願いすることもあります。
4.剣道の審判は、「剣道試合・剣道試合・審判規則」に基づいて行なわれます。
財団法人日本剣道連盟が発行している「剣道試合審判規則および細 則」という
表題 の小冊子(約13cm×約18cm)は、平成21年4月版が最新です。直近の訂正
は、平成19 年3月14 日施行の、規則第15 条の薬物使用に「保持」が加わっ
たこと、細則第24条に「など」が加えられたことですので、これが訂正されてい
れば、最新版です。)
5.全日本剣道連盟が直接行う剣道の審判講習会が各地方で開催されています。東
京では、「ブロック剣道講習会」が各地で、年に5回程度開催されて います。
参加 回数が六段以上の受験資格にもなっていますので、高段者は必ず参加した
ことがあります。規則の改正や、細部の変更など剣道界の動向が分かります。
以上
